2024/11/20
コラム
特定技能外国人とは
特定技能外国人は、日本に関して特定の分野での労働を目的に来日し、就労することができる外国人のことを言います。
この制度は、日本国内の人手不足を補うために、2019年4月に施行された新しい在留資格制度となっており、いくつかの特定技能があります。
特定技能は、介護、宿泊、建設、製造業、農業、飲食料品製造、飲食店、清掃、運輸、福祉、IT、保育、航空、船舶など、14の業種に分かれています。特定技能には、特定技能1号と特定技能2号の2つのカテゴリーがあります。
特定技能1号は、一定の技能試験または日本語試験に合格することで取得でき、最大5年間の滞在が可能で、家族の帯同は認められません。特定技能2号は、特定技能1号よりもさらに高度な技能を持つ方向けで、滞在期間は更新が可能で、家族の帯同も認められています。特定技能外国人は、雇用契約を結んだ企業や団体により受け入れられ、特定の業務に従事します。
特定技能外国人は、業務に従事する前に、事前に一定の研修を受けることが求められます。
特定技能1号では、一定の日本語能力が求められ、日本語能力試験(JLPT)や技能実習生からの移行が行われる場合もあります。